先日,民事信託についての勉強会に参加しました。

弁護士になる前の司法修習生のときに,家庭裁判所の裁判官の薦めで「成年後見の法律相談」という本を買いました。この頃は弁護士になったら成年後見に取り組みたいなあと思っていました。しかし,弁護士になって成年後見が絡む案件に関わってみて,次第に成年後見に取り組みたいという意欲がなくなっていきました。なので,現在,成年後見業務は取り扱っておりません。

数年前から「民事信託」(家族信託)という言葉を聞くようになりました。なかなか時間が取れなかったのですが,先日の勉強会に参加するにあたって,三冊ほど本を買いました。弁護士であれば学者の先生が書かれた「信託法」と名の付く本から入るべきなんでしょうが,「家族信託に強い弁護士になる本」,「民事信託の実務と信託契約書例」,「条解信託法」の三冊を買いました。このうち勉強会に参加する前に「家族信託に強い弁護士」になってやろうと思い,「家族信託に強い弁護士になる本」をざっと読みましたが,勉強会に参加してみて本ではあまり書かれていない実務上の問題点があることもわかり,現在は「強い弁護士」からはほど遠い状態です。ですが,相談者の方のニーズに応じて具体的なプランを考えて信託契約書を作成していくという流れは興味深いので,たとえご相談やご依頼がなくても,今後この分野を勉強していきたいと思います。