自筆証書遺言の基礎知識についてのセミナーを行いました
滋賀の弁護士の安田です。
2022年2月12日に日本FP協会滋賀支部主催のセミナーで講師を担当しました。
「自筆証書遺言の基礎知識~遺言書保管制度等~」とタイトルで、1時間ほどお話しました。
遺言書保管制度といいますのは、
遺言書保管官が、遺言書が民法の定める自筆証書遺言の方式に合っているか、外形的なチェックをしたうえで、
遺言書の原本とその画像データを遺言書保管所(法務局)が保管してくれるというものです。
遺言書保管制度を利用すれば、自筆証書遺言の短所をある程度カバーできます。
自筆証書遺言の場合に必要な家庭裁判所の検認手続が不要になりますし、
遺言書の原本が画像データとともに保管されます。
遺言書保管の申請1件につき3900円ですので、かなり安いと思います。
FPマネー塾という連続したセミナーの一環であるにもかかわらず、あまりお金の話ができていなかったのが反省点です。
3月以降もFPマネー塾が開催される予定ですので、
ご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか?
ご興味のある方は日本FP協会滋賀支部のウェブサイトまで。